バーのアルバイトと言えば、まずは接客とお酒の提供を担当するバーテンダーがあります。カクテルの調製を担当したり、お客様のためにお酒を選ぶスペシャリストですから、お酒をはじめとする飲み物、食に関する知識と経験が重要。覚えることはかなり多いと言っていいでしょう。また、心地のいいサービスやバーテンダーとのやりとりを楽しむお客様も多いので、細やかな気遣いやコミュニケーション力も欠かせません。バーテンダーの他にも、規模の大きいお店であればウェイター・ウェイトレス、喫茶や食事を提供するお店なら調理担当や洗い場などといった仕事があります。お酒を扱う仕事ですから、時には酔客に対応しなければならないことも心得ておきましょう。勤務時間は大抵深夜まで、場合によっては早朝に及ぶので、学生バイトの場合は学業との兼ね合いもしっかり考えた方がいいでしょう。

バーの仕事、中でもバーテンダーは男女を問わない憧れの職業。仕事に慣れるまでは大変ですが、知識を貯え、経験を積んでスマートな立ち居振る舞いができるようになれば、皆に一目置かれるようになるでしょう。お客様と長時間の会話を交わす機会も多く、タイミングを見計らうようなさりげなく細やかなサービスが喜ばれますから、コミュニケーションスキルを磨くのにももってこいの仕事です。もちろん、将来の職業としてバーテンダーなどの接客業を考えている人、自分の店を持ちたいと思っている人であれば、バーのバイトで経験を積んでおくことがきっと役に立つはずです。また、午後から深夜～早朝までという特殊な勤務時間帯ですが、朝の苦手な夜型の人にとっては、生活スタイルに合わせた働き方のできる仕事でもあります。