カメラマンの
アルバイト

雑誌や広告などで活躍するプロのカメラマンにアシスタントとして師事したり、撮影スタジオに所属して撮影のサポートをするのが、カメラマンのアルバイトです。カメラマンにとって必要な、照明の技術や撮影のテクニックを学ぶことができます。

カメラマンのアルバイト 3つのポイント

  • お客様やクライアントの大切な一場面に関われるやりがいを感じられる
  • 撮影モデルの良い表情を引き出すための対人スキルがアップする
  • 自分の作品がカタチにのこり、誰かの目に触れられる達成感が味わえる

カメラマンのアルバイトとは?

  • カメラマンのアルバイトにはどんな仕事があるの?

    プロカメラマンの撮影をサポート

    カメラマンのお仕事には、プロのカメラマンが運営する事務所に登録して、撮影現場に機材を運んだり、照明のセッティングをサポートするアルバイトがあります。撮影スタジオに所属するアルバイトもあり、撮影にくるプロカメラマンの撮影を補助する仕事もあります。写真スタジオや出版社、結婚式場などに所属して、撮影のアシスタントをするケースもみられます。

    いずれの仕事も、現場で活躍するプロの撮影テクニックや照明の技術などを直接目にすることができるため、写真に興味がある人や、将来的にカメラマンを目指している人にとって現場を知ることができるので、とても人気なアルバイトです。
    プロカメラマンの撮影をサポート
  • カメラマンのアルバイトにはどんなメリットがあるの?

    働きながらプロの技術を学ぶことができる

    カメラマンのアルバイトは、プロのカメラマンの撮影技術を間近で見ることができます。したがって、写真が好きな人、あるいは将来カメラマンを目指している人にとっては自らの技術を向上させるためにも大きなメリットがあります。また、撮影事務所に登録したり、カメラマンとの人脈をつくることで、将来カメラマンになった時のコネクション作りに役立つこともあります。

    勤務時間的に長時間に及んだり、逆に時間に追われるシーンもあるかもしれませんが、どのような状況でも一定のアウトプットを残すプロカメラマンと一緒に仕事をすることは、貴重な経験になるはずです。

    また、時には有名タレントやモデルの撮影に立ちあう場合もあり、有名人と一緒に仕事をする経験を積むこともできます。
    働きながらプロの技術を学ぶことができる

カメラマンのアルバイト 体験談

カメラマンアルバイトの経験者に
体験談を語ってもらいました!

  • 30代  女性
    ブライダルのカメラマンをやっています。カメラマンはさまざまな職種の方と一緒に仕事をする機会が多いので、協調性としっかりとした打ち合わせができる能力が大切です。「えーっと、どうしましょうか?」など言っていると多くの方に迷惑がかかります。ありとあらゆる状況を事前に想定して、その時のベストを常に考案できる発想力が身につきます。また、カメラマンは完全に裏方ですので、周りの状況を察しながら自分のやるべきことを粛々とこなす集中力も身につきます。新郎新婦の一生の思い出に携わる仕事ですので、喜んでもらえた時のやりがいはとても大きいです。
  • 20代  女性
    私は1年半ほどフォトスタジオでカメラマンのアシスタントのアルバイトをしていました。なんとなく興味があるからという軽い気持ちで応募したのですが、いざやってみるとなかなか大変で、お客さんの自然な笑顔が欲しいのに堅苦しい笑顔ばかりになってしまったりして悩む時期がありました。ある日主任に、「主任は話術が達者でお客さんを自然に笑わせることができるからすごいですね。」と言ったことがあります。すると主任は、「大事なのは面白いことを言えるスキルじゃなくて、自分自身がちゃんとお客さんと向き合って楽しめているかだよ。」と諭してくれました。 その後はだんだんと私も楽しめるようになって、小さい子供にも前より懐かれるようになり、年上のお客さんに対しても自然に向き合えることができるようになったと実感すると、仕事も楽しくなってきました。
  • 30代  女性
    カメラマンのアシスタントのバイトをしました。レフ板を持ったりその他機材を運んで設置といったことの他に、ロケ地へ一足先に行って現場確認をしたり、撮影で使用する小道具に足りないものがあれば急遽コンビニエンスストア等に駆け込んで調達したりといったイレギュラー対応も多く、とにかく動きやすい服装は基本でした。これらの経験で、身軽に動いて物事に柔軟する術を学んだような気がします。一度、クライアントさんがコードにつまずいてスタンドライトを倒しそうになってしまった事があり、それは現場に危険箇所を作った自分の責任として非常に反省しました。良い写真が撮れればそれで良いわけではなく、撮影現場の安全性、機材の位置は大丈夫か、運ぶ際も壊れにくい工夫をしているか等、真に「縁の下の力持ち」となることの大切さを学びました。
  • 30代  女性
    グルメ系の雑誌編集バイトのかたわら、カメラマンとして写真撮影もこなしていました。バイトとはいえ、ここで学んだことはとても大きかったです。本格的な機材は持っていなかったので、先輩に色々な小ワザを教えてもらいました。光をあてる方向や強さ、ラフ版代わりの白い紙の使い方など基本的なことから、ソースがかかっていたり油が乗っていたりする料理を艶やかに見せる方法、またグラスに入った透明のドリンクをどうやってキラキラと輝くように撮影するかなど。また、もともと画像編集ソフトは使えたもののより料理をおいしく見せるためのちょっとした色補正やボカシかたなど、ひとつの写真も色々な方法で美味しそうにもまずそうにも見えるものだととても勉強になりました。自分のブログにアップする写真のクオリティもあがりました。

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  • 中国・四国
  • 九州・沖縄

カメラマンのアルバイト
はじめてガイド

面接のコツ

きちんとした印象を与えられるように!
カメラマンのアルバイトは、将来プロのカメラマンを目指す人たちに人気があることに加えて、求人数自体もそれほど多くありません。そのため倍率は高い傾向にあり、面接での対応がポイントになります。

カメラマンというと、「業界人」といった華やかなイメージがあるかもしれませんが、アルバイトの面接には清潔感服装で行くと良いです。襟付きのシャツにきちんと見えるズボンやスカートなどがおすすめです。

また、面接前後のマナーなども見られていることがあります。面接室への入退室の仕方や、待ち時間の過ごし方にも気をつけましょう。
カメラ・写真好き+αのアピールが必要!
カメラマンのアルバイトを志望する中には、もともとカメラが好きで、将来はプロを目指したいという人も多いです。そのため、どれくらいカメラが好きか、写真に興味については多く人がアピールします。ですので、カメラマンのアルバイトで、よりカメラのことを学びたいことを伝えることはもちろん、お客様の視点にたって志望動機を話してもよいでしょう。

ブライダルや写真スタジオなどに応募する場合は、自分の体験などと交えてアピールしても好印象です。

仕事・職場になじむコツ

カメラマンの意図を汲んで動けるようになろう!
カメラマンアルバイトの業務内容は現場によっても様々ですが、撮影機材の準備や照明の調整、現場の下見などがあります。まずは、カメラの知識や写真を撮るときのセオリーなど基本的な業務を覚えてください。慣れてきたら、カメラマンの意図を汲み取って、積極的に動けるように意識しましょう。

また、写真スタジオなどの場合は家族の記念日の撮影なども多く、子どもの笑顔を引き出さなければならない仕事もあります。先輩たちがどのようにお客さんと接しているのかをよく観察し、自然な笑顔を引き出す方法を学びましょう。もちろん、わからないことは質問することが大切です。
ポジティブな雰囲気が仕事で活躍するコツ
カメラマンのアルバイトでは、撮影のたびに関係者が変わることがほとんどです。どの現場でも、自分から積極的に明るい雰囲気で挨拶をするようにしましょう。また、同じ関係者やクライアントに再会することもあります。一度会った人の名前はできるだけ覚えておくようにすると、良好な関係を築きやすいです。

また、ブライダルや写真スタジオなどのカメラマンアルバイトは、お客様を喜ばせたいと思う気持ちが、仕事で活躍するためのコツです。

カメラマンのアルバイト
よくあるQ&A

どんなやりがいがある?
カメラマンアルバイトには、現場を知り、作業をすることで多くのことを学ぶことができます。撮影の仕事はチームで作業しますので、アシスタントには裏方、撮影補助、撮影など多彩な役割があり、撮影を成功させるために、多くの業務をこなします。

撮影が無事終了して出来上がった写真を見ると、チームで一つの作品を作り上げる達成感に包まれます。自分でカメラを持つことができるアルバイトであれば、被写体の魅力を引き出した魅力的な写真が撮れたか、決定的瞬間を記録することができたかなど、撮影技術の向上とともに実感できます。
どんな大変さがある?
ロケ現場では想定外の事態が起こることも多く、とっさの判断力や臨機応変な対応が求められます。撮影スタジオでの仕事は被写体となるお客様にリラックスしてもらえるよう、場を和ませる話術や雰囲気作りが必要になります。チームで作業する仕事ですので、周囲を見渡して必要な動きができるようになれば、先輩や同僚と打ち解けて、仕事もスムーズに進みます。

アルバイトとはいえプロの現場に関わっている以上、責任感を持って積極的に行動する意識が重要です。
どんなスキルが身に付く?
カメラマンとしてアルバイトをすることで、撮影技術や機材、照明などの実戦的なスキルを身に付けることができます。現場で活躍するカメラマンは、優れたノウハウや驚くような裏技を持っていますので、ほかでは聞くことのできないテクニックを目の当たりにすることも多くあります。

また、裏方としてカメラマンやモデルが動きやすい撮影現場の環境作りや安全性の確保、機材の準備など、イレギュラーな事態にも対応できるトータルな能力が身に付きます。

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