カメラマンアルバイトの経験者に
体験談を語ってもらいました!
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30代 女性
ブライダルのカメラマンをやっています。カメラマンはさまざまな職種の方と一緒に仕事をする機会が多いので、協調性としっかりとした打ち合わせができる能力が大切です。「えーっと、どうしましょうか?」など言っていると多くの方に迷惑がかかります。ありとあらゆる状況を事前に想定して、その時のベストを常に考案できる発想力が身につきます。また、カメラマンは完全に裏方ですので、周りの状況を察しながら自分のやるべきことを粛々とこなす集中力も身につきます。新郎新婦の一生の思い出に携わる仕事ですので、喜んでもらえた時のやりがいはとても大きいです。
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20代 女性
私は1年半ほどフォトスタジオでカメラマンのアシスタントのアルバイトをしていました。なんとなく興味があるからという軽い気持ちで応募したのですが、いざやってみるとなかなか大変で、お客さんの自然な笑顔が欲しいのに堅苦しい笑顔ばかりになってしまったりして悩む時期がありました。ある日主任に、「主任は話術が達者でお客さんを自然に笑わせることができるからすごいですね。」と言ったことがあります。すると主任は、「大事なのは面白いことを言えるスキルじゃなくて、自分自身がちゃんとお客さんと向き合って楽しめているかだよ。」と諭してくれました。 その後はだんだんと私も楽しめるようになって、小さい子供にも前より懐かれるようになり、年上のお客さんに対しても自然に向き合えることができるようになったと実感すると、仕事も楽しくなってきました。
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30代 女性
カメラマンのアシスタントのバイトをしました。レフ板を持ったりその他機材を運んで設置といったことの他に、ロケ地へ一足先に行って現場確認をしたり、撮影で使用する小道具に足りないものがあれば急遽コンビニエンスストア等に駆け込んで調達したりといったイレギュラー対応も多く、とにかく動きやすい服装は基本でした。これらの経験で、身軽に動いて物事に柔軟する術を学んだような気がします。一度、クライアントさんがコードにつまずいてスタンドライトを倒しそうになってしまった事があり、それは現場に危険箇所を作った自分の責任として非常に反省しました。良い写真が撮れればそれで良いわけではなく、撮影現場の安全性、機材の位置は大丈夫か、運ぶ際も壊れにくい工夫をしているか等、真に「縁の下の力持ち」となることの大切さを学びました。
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30代 女性
グルメ系の雑誌編集バイトのかたわら、カメラマンとして写真撮影もこなしていました。バイトとはいえ、ここで学んだことはとても大きかったです。本格的な機材は持っていなかったので、先輩に色々な小ワザを教えてもらいました。光をあてる方向や強さ、ラフ版代わりの白い紙の使い方など基本的なことから、ソースがかかっていたり油が乗っていたりする料理を艶やかに見せる方法、またグラスに入った透明のドリンクをどうやってキラキラと輝くように撮影するかなど。また、もともと画像編集ソフトは使えたもののより料理をおいしく見せるためのちょっとした色補正やボカシかたなど、ひとつの写真も色々な方法で美味しそうにもまずそうにも見えるものだととても勉強になりました。自分のブログにアップする写真のクオリティもあがりました。